オクトパストラベラー完走の感想
無駄に韻を踏むことによってタイトルのインパクトを高めていくスタイル。
スクエニの完全新作RPGのオクトパストラベラーを先ほど裏ボスまで倒したんで、ネタバレほぼしない程度に感想を。
例によって例のごとくのとりあえず公式サイトはこちら↓
基本システムについて
割と王道RPGっぽいです。街に行って装備買ってダンジョン行っての繰り返し。
ドット絵と3Dエフェクトの融合がウリとのことで、ドット絵好きとしてはビジュアルはかなり良かったと思います。
あと音楽もめちゃめちゃかっこよくて、戦闘曲なんかはすごいハマる。
各キャラクターにフィールド固有コマンドがあるんですが、ちょうど半分くらい有用な印象。剣士のおっさんのは終わってパッケージ見て初めて知るレベルで空気コマンドでしたね。
もしこれを見た後に始める人がいたら、学者のイケメンか盗賊のイケメンが固有コマンド強いからおすすめ。
僕は商人の可愛い子にしました。
戦闘システムについて
俺が知ってるゲームの中で一番近いのはFF10かな?
各キャラクター毎のターン制コマンドバトルです。
雑魚とかは適当に鼻くそほじくりながら攻撃してればいいんですが、
ボス戦とか格上と戦う時は思ってる以上に考えて行動しないといけなくなります。
細かく説明するとめちゃんこ長くなるので専門用語バリバリで説明すると、
ブレイクのタイミングと、ブーストで攻撃するか奥義を使うか、相手の行動前に弱点突ける攻撃があるか、その攻撃がシールドを削りきれるか。。。みたいな感じですかね。
そんな感じなんで慣れてくるか強くなるまでは戦闘に時間かかりがち。
けど軽く考えて遊ぶことが楽しめる人は全然苦痛じゃないレベルだし本当に楽しいのでオススメですよ。
ただ、途中ダレて寝落ちが増えたのも事実。130時間以上プレイって出てちょっとビビった。
ストーリーについて
ストーリーは少し古いタイプの王道ストーリーです。昔のFFのような感じ。
内容もストーリー中のキャラクターの動きも含めてSFC時代感がすごい。
割と甘口評価マンなんですが、ストーリーはなんか微妙な気がしました。
というのも、ストーリー内容は各キャラクターの目的を進めていくだけで、共通の敵とか目的が無い完全に独立した世界観なんです。この手のオムニバス形式ストーリーだと、仲間を全員集めると、旅の目的が実は同じ目的だったとかあるんですが、そういうのもほとんどなし。4章だけはちょっと重要になるから覚えておこうねって程度。
ただ単に横で敵を殴ってくれる人くらいの仲間意識なんじゃない?ってくらい繋がりが無い。唯一各ストーリー中にメインで進行してるキャラクターにパーティの誰かが話しかけるプチ会話イベントと、酒場で特定の仲間同士のちょっとした掛け合いが見れる程度。
せっかくなんだから8人で相談するとかなんかしようよ…って気持ちになります。
あとあんま覚えてないけど、仲間になるときも通りすがりの人に話しかけられて手伝ってくれてありがとうみたいな薄いノリだったような……?
これは個人的には嫌いじゃなかったんですが、展開がベターなものも多いですね。
あ、こいつ絶対裏切るわ。とか最後はこいつがやらかすんだろうなとか、ここでこういうセリフ飛んでくるな…って思ったものが思った通りにでてきました。昔のFF好きだからっていうのは否定しません。
その他
8人で旅するからオクトパストラベラーって言うのはわかりやすいけど、
全員の名前の頭文字を並べると「OCTOPATH」になるっていうの見て割と感動しました。
「Olberic」 オルベリク
「Cyrus」 サイラス
「Tressa」 トレサ
「Ophilia」オフィーリア
「Primrose」プリムロゼ
「Alfyn」アーフェン
「Therion」テリオン
「H'aanit」ハンイット
でOCTOPATH。かっこいい。
総評としては、普通に面白かったし、各ストーリーで見たらそれなりに気になる展開はしてたから早く進めて先が見たい!とはなるし、RPG好きな人はぜひやってみて欲しいです。